特定非営利活動法人Ｈ.Ｓスポーツクラブ
宮城県仙台市泉区松森前田7-5-102

　先週は、個人のスキル＋チーム（仲間）を意識した練習に徐々に要求を変えています。練習内容と言うよりもコミュニケーションを大切に考え、遠慮やチーム内での妥協は要らないと言う考えで選手達には要求しています。
　選手達は、その事を受け入れられずに苦労しているように観えます。チーム内で簡単なミスをした選手・チャレンジ出来る場面で逃げてしまう選手を観て観ないフリをしている選手が多すぎます。

　今、1年生は精神的に疲れているのか、チーム・個人の状況は「底」に近いと思います。学校生活・サッカー・部活と忙しい中でのチーム内での競争に、1人が妥協を始めると周りが影響されると言う状況です。そこで、コーチからの要求を少し変えています。日曜日には、富沢中学校と練習試合を行いました。

■富沢中学校
1本目：　１：１
2本目：　０：４
3本目：　２：０
4本目：　１：０
5本目：　１：２
6本目：　０：０

　今回の練習試合ではスタメンだけを発表して、選手交代・ポジション・ゲーム修正などを選手達だけで取り組ませました。選手達には「勝ちに行きなさい！」しか伝えませんでした。その中で、選手達は何かを掴んでくれると思っていたのですが「出場時間を気にしたり・なぜ？点を入れられたのかを話し合わなかったり・・」と、まだまだ、選手間での妥協・ゲーム修正を行うまでではありませんでした。
　メンタル（気持ち）の部分で強くなれば、もっと良いゲームが出来るチームです。良い時には、こちらがビックリするようなプレーを連発してくれます。「継続」選手達に伝えている言葉です。集中・要求・声・コミュニケーション・・・色々な事を「継続」して行かなければならない事がたくさんあります。おそらく、「オフ・ザ・ピッチ」で気を抜いている選手が増えてきたのかな？と感じています。「強く・上手くなりたい」と言う気持ちだけでも、「継続」して欲しいと思っています。

H.Sスポーツクラブ　　早坂純一　及川健